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ある会社の役員会での話。
役員であるAさんとBさんはいつも口論(けんか)になります。
本当は仲が悪いわけではないのですが、なぜかいつも口論(けんか)になります。
A取締役:「この件については、資料通り、この方向で進めて行こうと思っております」
B取締役:「(資料を見て)全然ダメ。もっと考えろよ。根本的に方向性がずれてるよ」
A取締役:「(怒り気味に)なんで、ダメなんですか!理由が分かりません。大体いつもそうじゃないですか。私が何かやるといつもケチをつけて、、、」
B取締役:「ケチをつけるとはどういうことだ!、、、(そしてケンカが始まる)
大体いつもこのような感じなので、他の出席者は「また始まった」としらけてしまいます。
他の出席者よりもA取締役とB取締役の役職が上なので、ケンカを止めに入るわけにもいかず、いつも黙ったまま落ち着くのを待っています。非生産的な時間ばかり過ぎていきます。
こんなときは、どうしたら良いのでしょうか。上記のケースにおいては、会議資料に書いてあったことが適切なのか、または本当に根本的にずれているのかは別として、「言葉」をちょっと工夫するだけで口論は絶対に避けられるはずです。
上記のやりとりを振り返ってみましょう。
『全然ダメ』という言い方しかなかったのでしょうか。この言葉を発した後の展開は大体予想できますよね。B取締役さんは「A取締役の教育のため」と言いますが、その目的が相手に伝わらなければ意味がありません。
「教育のため」ならば、もっと違う言い方もできるはずです。
B取締役のケースと同じです。『ケチをつけて』という言い方しかなかったのでしょうか。この言葉を発した後の展開は大体予想できますよね。
例えば、このようなコミュニケーション(やりとり)ができるといいですね。
A取締役:「この件については、資料通り、この方向で進めて行こうと思っております」
B取締役:「質問させて下さい。___についてはどのように考えていますか」
A取締役:「___のように考えています」
B取締役:「今回のプロジェクトの目的は___でした。その目的とあっていますか?」
A取締役:「その意味では、少しずれているかも知れません。再度検討してみます」
B取締役:「その方がより良いものになりそうですね。修正したら私に一度見せて下さい。○月○日16:30から20分ほど打合せしませんか」
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