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10.指示を出すということ

一体、どうしたら指示がうまく伝わるのでしょうか?

最初にお断りしておきますが、今回のブログは、指示をうまく伝えるための「テクニック」のお話ではありません。

もっと深いお話です。

人は、どういうときに指示に従おうとするのでしょうか?
指示を出す人に「不信感」を持っていたら指示に従おうとするでしょうか?

きっと従おうとは思わないでしょう。
組織においては上下関係がありますから、基本的には指示に従わなくてはいけません。ですから、上司に不信感を持っていたとしても多分従うでしょう。

でも、あいまいな指示だったり、多少難易度が高い指示だったり、部下が忙しいときの指示だったりすると、面白い現象が出てきます。

部下が上司を「信頼」している場合は、多少あいまいな指示でも、部下が自ら指示内容を確認してきます。
部下が上司を「信頼」している場合は、多少忙しくても、自ら残業して完了させます。
部下が上司に「不信感」を持っている場合は、きっと指示通りにはいかないでしょう。

では、部下から「信頼」してもらうためにはどうしたら良いのでしょうか?

それは、部下ひとりひとりに当社で働くことを通して「どのような人間に成長してもらいたいのか」ということを明確にするということです。そして、明確になったメッセージを直接発信し続けることです。

「さっさと片付けろ!」

例えばこの指示も、「人間として当たり前の行動を当たり前にできる能力を身に付けた人間になってもらいたい。そうすれば、仮に他の会社へ行くことになったとしても必ずその能力は役に立つ」というメッセージが明確になっていれば、「なんのために片付けるのか」という理由が、部下の体の中心にストンと落ちます。

「自分のことを本当に大事に思ってくれている」

このことが部下に伝われば、部下はあなたを心から「信頼」します。

ある経営者の方がこんな話をしていました。

「経営者として人生を送り、死ぬときに本当にして良かったと思えることは『良い人財を育てたこと』であろう。だから、そう思えるように一生懸命に人を育てています」

私の個人的なことで恐縮ですが、約10年間お世話になった前の会社の社長には、本当に感謝致しております。在職中は、かなり厳しいことも何度となく言われましたが、お世辞抜きで「こんな私を仕事通して本当によく育てて下さった」ということを強く感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。

もちろん、まだまだ修行しなければならないことが山積みですが、常に前向きに考え体当たりするという貴重な財産(考え方)を身に付けることができたと思っております。個人的な話になってしまいました。すいません。

話を戻します。

「自分のことを本当に大事に思ってくれている」

このように部下の方に感じてもらい、信頼してもらうためには、どうすれば良いのでしょうか。それは「本当に部下のことを思って、部下の成長を願ってメッセージを出し続ける」ということに尽きると思います。

「仕事を通して、自分を成長させよう」

このように体の中心にストンと落ちている人財が増えれば増えるほど、企業体質はどんどん強くなっていきます。その結果、経営者として社会に良い影響を及ぼす強烈なパワーを持った人財を育てたことになるのです。

今回は、長くなってしまいました。
最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございます。

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感謝!

おかげさまで、アクセス数が急激に伸びています。

現在、アクセスカウンタは公開しておりませんが、4月は3月のアクセス数の3倍に近づく勢いです。結構たくさんの方にご覧頂いているようです。

本当にありがとうございます。

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