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今、あなたの頭の中に浮かんだ「原因」は、「自分の中」にありましたか?
それとも、「自分の外」にありましたか?
「自分の外」というのは、部下が悪い、社長が悪い、お客様が悪い、環境が悪い、時代が悪いなど自分以外が悪いというものです。
事実は別として、物事がうまくいく人は、原因は「自分の中」にあると考えています。うまくいかない人は、自分以外が悪いと考えています。このように考える人は、自分以外がみんな敵ですから会社にいても息苦しいです。できることなら、この息苦しさから早く抜け出したいですよね。
では、どうすれば良いのでしょうか。私が知っている方の例をあげます。
私が尊敬している社長さんで、自分の会社の経営の他に、全国の業界団体のリーダーもしていらしゃる方のお話です。
会社が成長してきて、やっと社員旅行ができる状態になったときのお話です。
初めての社員旅行なので、ちょっとフンパツした贅沢な旅行にしました。
社員旅行から返ってきた翌日。社長さんは、このような期待で胸がいっぱいでした。
「フンパツした旅行だったから、さぞかし社員の方は喜んでくれただろう。『社長、楽しかったです。ありがとうございました』の一言ぐらいは出るだろう」
結果は、、、
社員さんは誰一人として社長さんにお礼を言いませんでした。いつものように「おはようございます」とだけ言って、いつもの仕事を始めたのです。普通なら、「なんて社員だ!あんなに無理して旅行に連れていってやったのに」と怒るはずです。
この社長さんも、一瞬このような感情になったそうです。
しかし、ここからがこの社長さんのすごいところです。
あることに気付いたのです。
「あ、逆かも知れない」
社員さん達が頑張ってくれたから、みんなで社員旅行に行くことができたんだ。お礼を言わなければならないのは、むしろ社長である俺だ。このことに気付いたこの社長さんは、社員さん達に翌日の朝礼で次のように言いました。
「皆さんの頑張りのおかげで楽しく社員旅行ができました。本当にありがとう。心からお礼を言います。今度は、もっと良い場所へ、皆さんの家族も一緒に行けるよう、またみんなで力を合わせて頑張りましょう」
この社長さんの周りにはいつも協力者がたくさんいます。
会社の外でも、喜んで力を貸してくれる方がたくさんいます。
「原因」を常に「自分の中」において考え、気付いたらすぐ「行動」するということを積み重ねた結果でしょう。
もう一度質問します。
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