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前回の続きを書くのは後日にさせて頂き、今回は「業績を向上させる会議」にするためのコツについて書かせて頂きます。
今から書くことはものすごくシンプルなことです。
読む人によっては、「そんなこと当たり前じゃない」と思われるかも知れません。
そうです。当たり前なのです。
世間では「当たり前のことほど(実行するのが)難しい」と言われることもよくあります。
私はこれまで仕事でたくさんの会社の会議を見させて頂きました。
その中でこれから書かせて頂く当たり前のことがあまりできていない会議に出させて頂くことが結構多くあります。
お待たせ致しました。そろそろ書きます。
そのコツとは、、、
「今回の決定事項」を明確にすることです。
今回の会議で、いつまでに、誰が、どんなことをすることに決まったのでしょうか?
このことが曖昧なまま終了してしまう会議が結構あります。
会議中は意見が活発に飛び交います。良いアイデアが浮かびます。
上司から意見を言われた従業員さんも「分かりました」と言います。
しかし、このまま会議を終えてしまってはいけないのです。
会議の最後に、進行役の方などが「では本日の決定事項を確認しますので、各自、順番にご発表下さい」と言ってみて下さい。きっとこんな言葉が出ますよ(笑)。
「これまで通り精一杯頑張ります」
(じゃあ、次回も今回と同じ結果なんですね?なんのための会議だったんですか?)
「えっ?それ私がやるんですか?」
(さっき、分かりましたって言いませんでしたっけ?)
こんな言葉が出るとがっかりですが、もっとがっかりなのは上司と部下が同じ認識を持たないまま会議を終了してしまうことです。
なぜ、それががっかりなのか?と言えば、次回の会議のときになって初めて「お互いの認識がずれていた」ということに気づくからです。そのときでは遅いのです。
ですから、すぐに明確にしておくのです。すぐに共有化しておくのです。
できれば忘れないようにきちんとしたフォーマットでまとめておくといいですね。なるべくシンプルなフォーマットがいいでしょう。
さて、皆さんの会社の会議では、この「当たり前のこと」がしっかりできていますか?
少しでもご参考になりましたら幸いです。
※この組織活性化ブログは、なるべくシンプルに書くことを心がけております。「知っているかどうか」というよりも「できているかどうか」という視点でお読み頂けましたら、お役に立つと思います。
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