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20.社員が次々やめてしまう

社員の方が次々とやめてしまう会社があります。

なぜでしょうか?

やめる社員が優秀なら事態はなお深刻です。

やめる理由は様々ですが、この仕事を10年以上してきて私なりに見えてきたことがあります。社員さんが次々とやめる理由は「経営者(リーダー)の方の感謝が足りない」ということです。

何に対して感謝するのか?
従業員さん達に対してです。

「従業員さん達がいるから自分達は助かっている」と本当に心の底から思っていますか?
思ったことは「形」に表していますか?

感謝は心で思うだけではなく、「形」にする必要があります。

「形」とは何か?

高い給料を払うことではありません。払えればなお良いでしょうが、私はまずは「言葉」だと思います。

「ありがとう」

「おつかれさん」

「助かったよ」

このような言葉をかけてもらえれば誰だってうれしいです。

「いや、そんなこと言ったって仕事ではいつもミスばかりするし、効率が悪いことばかりやってるし、そんな言葉をかける気にもならないよ」と思われる経営者(リーダー)の方もいらっしゃるでしょう。

従業員さんの悪いところばかり見ていませんか?
従業員さんに本当に良いところはないのでしょうか?

例えばパソコン操作など、あなたにできないことをできていればそれはすごいことなのです。パソコンで資料を作ってくれたら「ありがとう。助かったよ」と、一言言うと良いのです。
そのようなことを繰り返していくだけで、必ず何かが変わっていきます。

もちろん経営者(リーダー)ですから、ダメだと判断したことは、厳しく注意するべきです。
厳しく注意して良いのです。

普段のコミュニケーションのあり方を再確認して欲しいのです。普段のコミュニケーションがうまくいっていれば、いざというときに厳しく注意しても、ちゃんと前向きにとらえてくれるはずです。

「私という存在は、職場において確かに認められている」
このような基本的な安心感が従業員さんの心の中にあれば、感情が不安定になることはないでしょう。

従業員さん達の悪いところばかり見ていませんか?

最近、感謝の気持ちをどのような「形」にあらわしましたか?

よろしければ、以前のこのブログも参考にして下さい。(クリック)

※この組織活性化ブログは、なるべくシンプルに書くことを心がけております。「知っているか」というよりも「できているか」という視点でお読み頂けましたら、お役に立ちます。